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高血圧の原因と定義について

色々な薬と薬のケース

高血圧にはいくつかの原因がありますが、原因が判明していないケースも多くあります。
原因の1つとして考えられているのが動脈硬化です。
動脈硬化が起こると脳には酸素が行き渡りにくくなります。
この対策として血圧が上昇するという仕組みです。
加えて動脈硬化を起こしやすい食生活や生活習慣は高血圧の原因とも関わっています。

高血圧の原因としてよく挙げられるのが塩分の過剰摂取です。
塩分に含まれているナトリウムをたくさん摂取することで血圧は上昇します。
カリウムなどの血圧を下げる作用を持つ成分を摂取していないと尚更ナトリウムの作用を強く受けることになります。
食べ物が血圧に与える影響は大きいと言えます。
肥満になった際にも血管への負担がかかり、高血圧になりやすくなるとされています。

精神的なストレスを受けることによっても血圧を上げることに繋がるとされています。
これは血圧をコントロールする役割を持つ自律神経が乱れることが理由です。
つまり、自律神経を乱す恐れのあることは尽く高血圧と関係があるということになります。

加齢によって血管が老化していくと動脈硬化が発生しやすくなって高血圧になる可能性が高まります。
血管の自由な伸縮が難しくなることで血行が悪化することも原因の1つです。
お酒を飲み過ぎると血管を収縮させることになるため、血圧を上昇させると考えられています。
お酒による血圧の上昇は少し時間が経った後に起こるケースが多いです。

タバコにはニコチンが含まれていて、喫煙をすることでこのニコチンが交感神経を刺激して血圧を上昇させると考えられています。
喫煙によって一酸化炭素が血液に含まれる酸素を減少させることも心臓や血管に影響を与えるとされています。

高血圧はだいたい収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mm以上になっている状態と定義されています。
活動したり緊張したりした場面で一時的に血圧が上がった際の血圧ではなく、通常の状態の血圧で高血圧がどうかの判断がなされます。

高血圧は遺伝も関係があると見られている

高血圧は食べ物やストレス、生活習慣だけでなく遺伝とも関係があると指摘されています。
身体は何らかの必要性を感じた時に血圧を上げますが、血圧を上げる基準が個人の体ごとに異なっていてそこに遺伝的な要素が関連しているのではと考えられています。
簡単にいうと血圧が上がりやすい人と上がりにくい人がいて、それには遺伝が影響しているということです。

昨今の研究によると高血圧に関連する遺伝子は10種類を超えており、それらはアジアの方の方が持っている種類が多いとされています。
これらの遺伝子がどのようにして生まれたかは定かではありませんが、アジアとそれ以外の地域での食生活の違いなどが長い年月をかけて影響しているとも考えられます。

高血圧が直接的に遺伝することだけでなく、高血圧の原因が遺伝するという側面もあります。
例えば肥満が遺伝することはある程度知られていますが、肥満は高血圧の原因の1つでもあります。
肥満が遺伝することで高血圧になりやすくなり、結果的に高血圧が遺伝したかのような状態になります。

直接的に遺伝が関係していなくても、家族などでは同じ食生活を送っていると血圧に関しても似通った状態になりやすいことも指摘されています。
高血圧には塩分の取りすぎなどの食生活が大きく関係していますが、同じ内容の献立を食べている家族にもその影響は現れます。
実際に病院で診断を受けた際には「家族に高血圧の方はいますか」と聞かれることもあります。

高血圧を招く血管病に関しても遺伝の影響があると言われています。
遺伝を原因として動脈硬化などが起こると高血圧になりやすくなります。
高血圧が遺伝するケースだけでなく、それを誘発する要素を遺伝するケースもまた存在するということです。

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